ランクルHZJ73ステアリングナックルベアリング交換
実施年月日 2020年9月29日
走行距離 264544km
2015年3月25日走行距離199755kmL側ステアリングナックルベアリングガタの為
基地にて交換整備(ベアリング交換後のプレロード数値起動時1、8kg基準値2、5~5、0kgガタなしで問題なしと判断)
2016年3月1日~3月2日走行距離216747kgにR側ナックルグリス詰め替えしステアリングナックルベアリングプレロード
点検起動時2、5kg問題なしガタ無し。
上記の状態で車検は問題ありませんでしたがL側ナックルベアリング交換時の「プレロードが1、8kgと
基準値外」修理書通りでない事。
それからR側ナックルのダストシール(オイルシールセット)からグリス漏れ発生の為、今回左右分解整備することに
しました。
R側ナックルグリス漏れ
L側ナックル
L側ナックル分解時ナックルダストシール(オイルシールセット)交換、ナックル内部オイルシール交換
シム調整し、ナックルベアリング交換プレロード調整を実施。R側も同じ。
L側1回目(ベアリング交換)
シムの厚さC=A-B
L側 A寸法=175、03mm B寸法=174、46
175、03ー174、46=0、57
取り付けシムを0、3mmと0、2mmで0、5mm取り付ける事にしました。
この時のプレロードが2、3kg基準値外
※下側ベアリングキャップには0、3mmシム2枚でトータル0、6mm付いていた。
上ベアリングキャップには、シムが付いていない。
再度プレロード調整2回目
下側シム1枚の0、3mmにしてプレロード確認
2、5kg~2、75kgなのでOKとします。
R側ナックル分解もL側と同じようにSST使い分解とナックルベアリングのプレロード調整を実施。
SSTでステアリングナックルベアリングを外す。SSTはBJ系と同じです。
奥のオイルシールはSSTを使い外す。
SSTを使いプレロードが基準値内になるまで締め付ける。
R側A寸法174、95mm B寸法174、63mm
C=A-Bで0、32mmなので、下ベアリングキャップ側に0、3mmのシムを取り付け。
SSTをプレロード基準値内3、55kgまで締め付けました。
組付け後ステアリングナックルベアリングプレロード2、7kg~3、3kg
R側下側シム0、3mmシム2枚上キャップにはシムが付いていない。
R側外したステアリングナックルベアリングと新品シム。
整備済みR側L側ナックル
最後に
R側グリス漏れも良くなり、左右ステアリングナックルベアリングプレロードも基準値内に入り
ましたので、これからも乗り続けていけると思います。
今回ついでにキャリパー左右シールキット交換、ディスクパット交換、
フロントハブベアリンググリス詰め替えも行いました。
※ナックルベアリング左右キャップ上下には、スリーボンド液状ガスケットを塗り防水性を高めました。
気になる方は液状ガスケットを塗らないで下さい。
スズキジムニーJB23Wの修理書には、キャップの一部に塗るようになっています。
※ナックルのホーシンク側が少し傷、錆発見の為軽く耐水サウンドペーパーで磨きました。
※ステアリングナックルベアリングプレロード調整シムは左右ナックル下側だけについていました。
CBFーGRJ79Kは上側だけに調整シムが付いています。修理書に載っているので気になる方はご確認
下さい。
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