サイドブレーキ調整
実施年月日 2015年12月15日
走行距離 
4664km

状況及び症状

購入してから走行距離4600kmで、乱暴な扱い方を一度も行っていないのに、パーキングブレーキレバーの引き代が、12ノッチ以上と大きい為
サイドブレーキの利きがあまい。しかもパーキングアジャスティングナットが調整時10mm以上異常に締まる。

処置及び作業手順

1、パーキングアジャスティングナットをフリーにする。(パーキングブレーキレバーカバーを少しめくり確認できる)ジャッキアップしてリジットラクラックをかける。
2、タイヤホイールを外す。
3、ディスクドラムを固定する為クリップナットで仮締めする。
4、サービスホールの蓋を外す。
5、サービスホールを真下の位置にする。
6、サービスホールの中を覗くと調整用の歯車のような物が見える。その歯車の歯底の部分にマイナスドライバーを当てて
シューがブレーキディスクドラムに接触するまで調整用歯車をコジッて回す。(ドライバーの先は上方向、ドライバー握りは下方向に動かしコジル)
※ブレーキシューが接触して、ブレーキディスクドラムが回転しないことを確認して、そこから8ノッチ戻すようにマニュアルには、記載してある。
シューがブレーキディスクドラムに接触するまで調整用歯車をコジッて回したとき8ノッチだったので戻し量は、始めから問題無し。
歯車を8ノッチ戻す。(ドライバーの先は下方向ドライバーの握りは上方向)左右同じ様にした。
7、サービスホールの蓋をする。
8、タイヤホイールを取り付ける。
9、パーキングアジャスティングナットをパーキングブレーキレバーの引き代が今回8ノッチに調整した 。(規格は、7~9ノッチ)
10、タイヤホイールが、軽く回るか確認した。
11、ストッパーボルトとパーキングプレート(バックプレート)の隙間をシックネスゲージで点検した結果0,9mm。規格内(規格0,5~0,9)問題無し。
12、ジャッキアップし、リジットラクラックを外してジャッキを下げる。

完了

追補1

追補2


※今回何が悪かったのか?
パーキングブレーキレバー 利き具合調整の仕方。

CBF-GRJ79Kパーキングブレーキ調整用サービスホール

黒い穴がサービスホール

トップ矢印

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